お互いの会社が持つ資産を利用しあいながら事業の発展をねらうマーケティング手法のことです。
特に広告費をあまりかけられない一人ビジネスや、小さな会社にはモッテコイの手法です。
ジョイントベンチャーは少ない費用で効果あり
美容院とネイリストなんかはよく目にしますよね。
美容院は顧客リストをもっていますよね!
例えば誕生日がわかれば、記念の写真を残すことも考えられます。
写真スタジオにとっては、美容院の顧客にアプローチできる。
誕生日がらみならまだまだ提携先は考えられますね。
あなたのビジネスのお客さんはどんな人ですか?
そのお客さんのリストをもっていると思われる他のビジネスはなんでしょうか?
想像力を働かせて考えてみるのも良いかも知れません。
ジョイントベンチャーが成功すると、一気にビジネスが拡大することはよくある現象なんです。
費用負担のリスクはほとんどないのです。
このようにお互いの資産を利用しあうマーケティング術がジョイントベンチャーです。
アウトソーシングとは意味あいが違います。
参考になる百貨店の生き残り術
かつて、日本における高度成長とともにもてはやされた「百貨店」。
最近は業績も底を打ち回復傾向にあるみたいですが・・・
ピーク時の1991年には国内の総売上・・・12兆円強
昨年2014年の国内の総売上・・・6兆円強
半分ですよ!
えらいこっちゃ!ですよね。
最上階のレストランでの食事、おもちゃ売場やペットショップ、極めつけは屋上遊園地!
強烈に子供の心をつかんで離しません。(現代の子供は興味ないでしょうね)
こうして家族単位を引き付けていた時代は去ってしまったのでしょう。
ところが最近は様相が変わってきました。
僕の住んでいる近所の大丸山科店。
特に特筆すべきは、大丸梅田店では無いでしょうか。
これもジョイントベンチャーだと思いませんか?
一度、止まって考えてみてください。