価格競争から抜け出したい!
そんなことを考えたことありますか?
でも、抜け出せるとすればどうですか?
今日は、価格競争から抜け出せる秘訣のヒントをお話しします。
商品・サービスの価格はどのように決めたらいいのでしょうか?
特に日本人は、横並び意識が高い社会で育ったこともあり、大体似た価格が多いですね。
しかし、価格は上げられます。
価格を上げられるとビジネスは好転します。
お客さんが買ってくれたらの話ですが。
その条件の一つ、独自性について見てみましょう。
あなたのビジネスにおいて、ヒントになるかもしれません。
あなたの商品・サービスの熱心なファンを作る
あなたのお客さんには熱心なファンはついていますか?
熱心なファンがいれば、あなたの市場(マーケット)からすぐにでも抜け出すことができます。
わかりにくいですね。
あなたの市場から抜け出すというのは、あなた独自の市場をつくるという意味合いです。
例えば、有名ブランドのルイ・ヴィトンやコーチ、ロレックスなど・・・。
(ブランドには疎いのでこんな感じでいいかな?)
これらのブランドには、熱心なファンがついています。
だから、他の一般的なバックや時計と市場価格を合わす必要はありません。
もしかしたら、高ければ高いほど購入するある一定の層が存在することでしょう。
独自の市場がそこにはある、ということになります。
そうです。あなた独自の“売り手市場”という状態。
例えば月に100万円の売上が欲しいなら、
1,000円の商品なら1,000個売らなければなりません。1日に30個強になります。
一方、100万円の商品なら1個売るだけで達成です。
まぁ、極論ですが100万円の商品を購入してくれるファンがいれば、年間12人のお客さんとお付き合いすればいい、ということになります。
そうなれば、マーケティングにかかるコスト、オペレーションにかかるコスト、顧客フォローアップにかかるコスト、すべてが少なくなるのはわかってもらえると思います。
極論すぎますか?
でも考え方はこういうことです。
大きな市場で戦う必要はありません
競合ひしめく市場で無理な値引きや、サービス合戦を強いられている経営者は多数です。
歯科医院、治療院、美容院、エステサロン、飲食店、士業・・・。
どれも、競合ひしめく業種ですよね。
- 歯科医院・・・約70,000
- 治療院 ・・・約100,000
- 美容院 ・・・約230,000
- エステ ・・・約10,000
これは全国の店舗数ですが、あなたの商圏だけで見てもおそらく数十件の競合がいることでしょう。
その数十件の競合と同じ商品・サービスで渡り合うには、どうしても価格競争から抜け出せません。
お客さんからすれば、同じ水準の価値しかないのですから、価格の安いところに流れていくのは仕方ないことかもしれません。
例えば、完全にパーソナライズ化された手書きのお知らせが毎回届いて、お客さんのニーズにはまれば、競合ひしめく市場から抜け出せるかもしれません。
完全にパーソナライズ化された、キメ細かなフォローアップにより、お客さんの理想とする将来が得られるなら、市場から抜け出せるかもしれません。
あなたのお客さんの、ほんの一部の人が欲している最高のおもてなしにより、価格を10倍にできるかもしれません。
あくまで、経営者であるあなたの考え方一つで変えられることです。
市場から抜け出してあなただけの新たな市場をつくれたら、今ある市場価格なんて関係なくなります!
そんなことを思い、イメージしながら私自身も独自の市場をつくろうと思っているんです。
あなたも考えてみてはいかがですか?