客数を増やして売り手市場をつくるポイント3つ

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客数を増やすとビジネスのすべての問題点が良い方向に向かいます。

今回お話しするのは、単に数を集めるという観点ではありません。

あなただけの商品・サービスを選ぶ客数を増やすという観点でお話しします。

売り手市場、買い手市場という言葉があります。

ビジネスをうまく好転させ、適正利益を確保するには、売り手市場をつくる必要があります。

この“売り手市場”こそが小規模ビジネスにおける生命線ともいえるのではないでしょうか?

 

いま、日本の求人情勢は「超売り手市場」に移行しつつあります。

有効求人倍率は1を超え、仕事を探す人1人に対して1社以上の働く場があることを示しています。

求職者にとって、自分を高く売れる“売り手市場”が形成されようとしています。

 

これをあなたのビジネスで置き換えると明確です。

あなたのビジネス(飲食店でも士業でもなんでも)を必要とする見込み客1人に対して供給する側が3社もあれば大変です。

超買い手市場となり、価格競争や過剰なサービス合戦となり利益が吐き出されていくことは想像できますよね。

 

それを解決するには、あなたのビジネスを必要とする「客数」を増やすしかありません。

少し誤解を生む表現なので云い直すと

“あなたが提供するビジネスだけを必要とする対象者を増やす”ということです。

 

では、具体的に3つのポイントをお話しします。

 

ポイント1 あなただけの市場をつくる

まだ市場にない革新的な商品・サービスを提供して、あなただけの市場をつくりましょう。

こんなことを言えば、そんなの無理!

と思いますよね。

イメージするのは、昔ならSONYのウォークマン、最近ならiPadでしょうか?

 

いや、とてもそんな技術もマンパワーもウチにはない!

私もそうです。

そんなの一部の天才か資金力のある会社の話ですよね。

 

大切なことは、競合他社に比べて革新的であるように“見えること”です。

  • いかなる理由でも返金保証
  • 商品を組み合わせたプレミアムバージョンの設定
  • ~~まで永久保証

もちろん、これはほんの一例です。

このような方法で、競合他社をあなたとは違う市場に排除できます。

ということは、あなたのビジネス1社に対して複数の見込客が発生することになります。

超売り手市場が出来上がります。

 

ポイント2 顧客との人間関係を強固なものにしていく

今さらですが、顧客との人間関係を強固にすると、そのお客さんにとっては、あなたのビジネスのみが選択肢となりますよね。

人間関係が強固になると、同じ商品・サービスのその他大勢からは、常に抜け出せるポジションが手に入ることになります。

ビジネス形態としては、顧問契約やアドバイザリー契約など比較的長期に及ぶ契約が結べるでしょう。

余程のことがない限り、その間は対象顧客は、競合に対して聞く耳を持ちません。

顧客にとって新たな得意先を探すということは、思いのほか時間とストレスがかかるものなのです。

なので、人間関係が続く限り、安定顧客となり継続し続けます。

 

ポイント3 顧客の利便性をよくする

利便性をよくすること?

さまざまな利便性があります。

商品を買いやすくする、納期を短くする、情報を入手しやすくする。

顧客は、商品を購入するために内容を調べたり、価格が適正かを調べたり、支払方法を選んだり、必要以上の労力がかかるとあなたの商品を購入することを断念します。

例えば、情報を入手しやすくするにはどうしたらいいでしょうか?

  • わかりやすいWebサイトの制作
  • どんなベネフィットがあるのかを明確に表現する
  • 動画を使ったプレゼン

これもほんの一例です。

 

強調する点としては、これからの時代は動画です。

今後は、商品の案内やセミナー形式での動画プレゼンテーションが主流になるでしょう。

文字だけではなく、声のトーンや表情、仕草が加味されると相手に与える影響力は増えますよね。

それだけでなく、親近感や信頼性にも影響を与えます。

 

 

いかがでしょうか?

やはり、売り手市場をつくるには、一度じっくり考えるしかありません。

そうです、ニッチ化を進めて売り手市場をつくるのです。

そうして、市場を独占すれば、あなたの存在感は増し、影響力も大きくなります。

そうなれば、楽しいと思いませんか?

 

追伸:私はあまりITには詳しくありません。正確にいうと得意ではありません。

でもそんなことは関係ありません。得意苦手は関係ないのです。

お客さんを集めるために必要なこと、あなただけの市場を伝えるために必要なら利用するしかありません。

少なくても、“嫌い”だから、という言葉は禁句です。

 

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