ビジネスを行う上で悩みどころの「価格設定」
あなたは、どうやって価格を決めましたか?
大体のパターンが同業者の価格を参考にして決めるというパターン。
高くもなく、安くもなくという横並び意識です。
これは間違いではありません。
要は、お客さんが購入の可否を決めるのですから、高くした場合その理由が必要です。
安いのは特に理由がいりません。
では考えてみましょう。
価格設定で間違いを犯す社長や店舗オーナーが多いのでお話ししますね。
今の時代、価格調査はインターネットで競合やご近所のお店の価格を調べます。
では、
ケーススタディとして考えてみましょう。
価格改定時の選択肢
マッサージの場合
インターネットで調べたところ大体40分‐4,000円が多いことがわかりました。
するとあなたは、いくらに価格設定しますか?
4,000円ですか?
4,000円でサービスを開始したとしましょう。
客数はまずまず、というところですが、まだまだ集客したいという状況。
そんな時、30分2,500円というお店が商圏内にできました。
さぁ、あなたはどうしますか?
3つの選択肢があります。
どれかを選択しなければならないと仮定してください。
- 40分‐3,000円に値下げする
- そのままの価格で勝負する
- 40分‐8,000円に値上げする
どれかを選ばなければならない、としたら
あなたは、どれを選びますか?
心配しないでください。
絶対的な“正解”はありません。
価格改定とマーケティングの関係
しかし、①を選ぶと客数を増やす必要がありますよね。
その結果、あなたは仕事に追われ、働く時間が増え、手元に残る利益は以前と一緒という苦難にたちむかうことになります。
不幸にも客数が増えないと、利益は激減してしまいます。
そんな生活は嫌っ!
という方がほとんどではないでしょうか?
このメルマガやブログの読者は、①を選ぶことはないと思います。
ということは、残る②③を選ぶことになります。
②を選んだあなた!
そのままの価格で勝負することは間違いではありません。
しかし、格安マッサージ店ができるまでは、商圏に住むお客さんは価格による選択はできない状況であったんですよね。
明日からは、価格に魅力を感じる「あなたのお客さん」は流出する確率が高くなります。
ということは、価格据え置きで、あなたが何もマーケティングアクションを起こさないとすれば、客数は徐々に減っていきます。
様子見が恐ろしいことにつながる典型例になります。
そのためにも“集客”マーケティングの仕組みを作る必要性はわかってもらえると思います。
③を選んだあなた!
チャレンジャーです!
そして、マーケターです!
これを実現するには、
このサービスを受ける人が得られる“ベネフィット”が価格に見合うものである必要があります。
だから、身体に問題を抱えて悩んでいる特定のターゲット人物(ペルソナ)を設定する必要があります。
あなたのサービスで問題が解決することを、専門家として語る必要があります。
そして、
そう!ラ〇〇ップのように結果をコミットするのです!
結果が出なかった場合の、返金保証もつけます。
もちろん、40分‐4,000円のメニューに追加した
プレミアムコースとして販売することをお勧めしますが・・・。
追伸:一人ビジネスや小さな会社、店舗ビジネスのオーナーには、価格競争による集客には限界があります。適正価格をシッカリ守りながら、さらに高額なプレミアムコースを作ることを考えてください。
*ペルソナについては下記で詳しく解説しています
http://shiranaitoson-marketing.com/persona/